お守りみたいなもの──自分を整える、たったひとつの習慣

お守りみたいなもの──自分を整える、たったひとつの習慣

はじめに:心が揺れる日々のなかで

誰かに何かを言われたわけじゃない。
特別な理由はないけれど、なんとなく落ち込んでしまう日って、ありませんか?

忙しい毎日のなかで、自分の気持ちが追いつかないまま、時間だけが進んでいく。そんなとき、誰にも言えずにモヤモヤを抱えてしまうこともある。

私たちは大人になるにつれ、気持ちの波を「なかったこと」にするのが上手くなってしまいます。でも本当は、小さな揺らぎに気づいて、自分で自分を整えてあげることがとても大切なんだと思うのです。

このブログでは、そんな“心が揺れる日”に私が使っている「お守りみたいなもの」についてお話しします。


小さなお守りが、心に効く理由

「お守り」とは、神社で授かるようなものだけではありません。
日常の中にも、“私だけの安心アイテム”として機能するものがあります。

たとえば──

 ◆祖母にもらったハンカチ

 ◆いつも持ち歩く文庫本

 ◆静かな時間に流す音楽

共通しているのは、「触れると心が落ち着く」という感覚。
それが、自分だけの“お守り”です。

お守りとは、心が揺れたときにそっと手をのばしたくなるもの。誰かに見せる必要もないし、他人と共有しなくてもいい。むしろ「誰にも言ってないけど、これがあると安心する」という密やかな存在であるほど、私たちの内面をそっと支えてくれます。


香りは、目に見えない“心の防御服”

そのなかでも、私にとってのお守りは「香り」です。

香りは目に見えないけれど、確かにそこにある。
そして、その瞬間の私の気分や意識をそっと変えてくれる。

 ◆朝、なんとなく不安な気持ちのときに香りをまとえば、深呼吸ができる

 ◆人と会う前に香りをひと吹きすると、気持ちが整って言葉に芯が通る

 ◆ひとりで疲れてしまった夜に、香りを感じると「もう大丈夫」と思える

香りは、誰にも見えないけれど、心を守る“防御服”のようなものだと感じています。


「自分という存在」に戻るためのスイッチ

誰かの顔色をうかがっていたり、気をつかいすぎて自分を見失いそうになるとき。
外で頑張りすぎた自分を、自分で迎えに行ってあげる。

そんな時間を「香りと過ごす」ことでつくっています。

私が好きなのは、

 ◆静かな朝にカーテンを開けて、光の中で香りをひと吹きすること

 ◆何も考えたくない日の夜に、ベッドの中で香りを感じながら眠りにつくこと

それはまるで、「また私に戻る」ための小さな儀式のよう。

香りの力で呼吸が深くなり、心が整っていくと、世界の見え方も少しだけ変わる気がするのです。


あなたにとってのお守りは何ですか?

お守りって、きっと“これじゃなきゃいけない”ものではなくて、
“これがあると私は安心できる”という、自分自身の感覚で決まるもの。

誰かのおすすめでもなく、SNSで話題のものでもなく。
あなたの心が「これがあると、ホッとする」と感じるもの。

それが、あなただけのお守りです。

だからこそ、ひとつでも「わたしを守ってくれるもの」を持っておくと、
心の立て直しが、ぐっとやさしくなるのかもしれません。


わたしがつくった、お守りのような香り

私自身、日々のなかで気持ちが揺れることがたくさんあります。
朝がつらくて布団から出られない日。
気づかれないように泣いてしまった夜。
なんとかやり過ごしたあとで、どっと疲れが出る瞬間。

そんな私をいつも支えてくれたのが「香り」でした。
だからこそ、“お守りみたいな香り”を自分の手でつくりたかった。

『ゼロになりたい』のボディミストは、
ゼロ(自分という存在)に還るための香りです。

 

 ◆朝、光の中で深呼吸を促すような澄んだ香り

 ◆胸の奥のモヤモヤをそっと溶かすようなやさしさ

 ◆完璧じゃない自分にも「それでいいよ」と言ってくれるような存在感

 

香りは誰にも見えないけれど、確かに“心に触れる”もの。
この香りが、あなたにとっての小さなお守りになれたらうれしいです。


あなたの大切な日常が、やさしく整っていきますように。

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